マストドンユーザーマッチング

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マストドンユーザーマッチング
Mastodon
開発者 墓場人夜
ソースコード https://github.com/distsn/vinayaka
プラットホーム ウェブ
プログラミング言語 C++, JavaScript
サービス開始日 2017年11月15日
寄付 https://www.pixiv.net/fanbox/creator/6595116
ライセンス GNU Affero General Public License
Webサイト https://vinayaka.distsn.org


マストドンユーザーマッチングは、指定されたユーザーに似ているユーザーを検索するウェブアプリケーション。副産物として、観測可能なすべてのユーザーを流速順に表示する機能がある。観測対象となるインスタンスはPeers APIを再帰的に探索することで自動的に取得している。2018年9月21日ごろ、GNU socialMisskeyが検索対象に加わったことと、日本語ロケールが廃止されたことから、ウェブサイトの名称はUser Matching for GNU social, Mastodon, Pleroma, and Misskeyとなっている。作者自身による通称はマッチング氏

機能[編集 | ソースを編集]

マストドンユーザーマッチング[編集 | ソースを編集]

指定されたユーザーに似ているユーザーを検索する。ページのタイトルはUser Matching for GNU social, Mastodon, Pleroma, and Misskeyとなっている。表示名プロフィールトゥートから語彙 (固定長の部分文字列) を抽出し、語彙の類似性をもとにユーザーを推挙する。2017年11月15日に開設された。開設後も何度かアルゴリズムの改良が行われている。

ユーザー検索[編集 | ソースを編集]

ユーザーのユーザー名表示名プロフィールを検索する。ページのタイトルはUser Search for GNU social, Mastodon, Pleroma, and Misskeyとなっている。Mastoryユーザー検索くんの消滅を受けて、代替サービスとして開発された。

新規ユーザーリスト[編集 | ソースを編集]

観測可能なインスタンスに属する新しいユーザーを表示する。ページのタイトルはNewcomers in GNU social, Mastodon, Pleroma, and Misskeyとなっている。

流速順ユーザーリスト[編集 | ソースを編集]

観測可能なすべてのユーザーを流速順に表示する。ページのタイトルはActive Users in GNU social, Mastodon, Pleroma, and Misskeyとなっている。分散SNSフォーラムの流速順ユーザーリストは、機能の重複のため削除された。

オプトアウト[編集 | ソースを編集]

ユーザーがオプトアウトを行うと、マストドンユーザーマッチング・ユーザー検索・新規ユーザーリスト・流速順ユーザーリストに表示されなくなる。また、トゥートの収集が停止される。表示名プロフィールアイコン (画像そのものではなくURL) の収集は、オプトアウトしても停止されない。これは、プロフィールの収集がオプトアウトプロセス自体のために必要であるためである。オプトアウト以前に収集したトゥートは、オプトアウトしてもすぐには削除されないが、データの更新の際に自然消滅する。

ブラックリスト[編集 | ソースを編集]

ユーザーとインスタンスのブラックリストを運用している。ブラックリストの編集はGitHubのプルリクエストを通して行う。プルリクエストが反映されるには、運営者による承認が必要であり、承認された事例[1]も却下された事例[2]も存在する。

ブラックリストに載ったユーザー (およびブラックリストに載ったインスタンスのユーザー) は、一部のAPI経由では検索結果に含まれる。ただし、APIの応答にblacklistedフラグが付加される。ウェブUIでは、ユーザーマッチングの詳細表示のみ、ブラックリストされたユーザーが表示される。このとき、アイコンが表示されない、および、ユーザーページヘのリンクが張られないというペナルティを受ける。他の機能のウェブUIでは、ブラックリストされたユーザーは表示されない。

ブラックリストの掲載の基準は、ボット、スパム、ハラスメントである。ただし、正直にボットフラグを立てているボットはブラックリストの対象にならず、かわりにボットであることが表示される。

2018年10月18日より、ブラックリストの掲載の基準に「脱中央集権のコンセプトの侵害[3][4]」が追加され、単一または事実上一体の個人・法人・集団が多数のインスタンスおよびユーザーを保有することが規制されるようになった。これにより、合同会社きぼうソフトマストポータルdasoranの影響下にあるインスタンスがブラックリストに掲載された。

ブラックリストの運用は作者の政治的見解が反映されており、右派のインスタンスおよびユーザーに対しては評価が厳しくなっている。特定のインスタンスを「全面的な外国人嫌悪のコンセプト[5]」としてブラックリストに入れている。左派に対しては寛容である。

スパムの送信[編集 | ソースを編集]

マストドンユーザーマッチングの宣伝のため、マストドンのメンションを利用したスパムが送信された。当初はKibousoft Nowmastodon_user_matchingアカウントがスパムを送信していたが、このアカウントがBANされた[6]ため、2.distsn.orgの同名のアカウント[7]がスパムの送信を引き継いだ。スパムの送信は、海外のユーザーを中心に[8]批判を集め、同インスタンスは一部インスタンスからドメインブロックされる事態となった[9]。2018年1月1日にスパムの送信を終了した。

他の分散SNSとの関係[編集 | ソースを編集]

マストドンユーザーマッチングが検索対象としているインスタンスはGNU socialマストドンPleromaMisskeyである。マストドンユーザーマッチングがPleromaに対応するだけでなく、マストドンユーザーマッチングの改良のためにPleromaに機能を追加する[10][11]こともある。

PleromaのおすすめユーザーパネルはマストドンユーザーマッチングのAPIを利用している。ただし、デフォルトでは無効にされている。

Misskeyのおすすめユーザーパネルは、デフォルトではインスタンス内部のユーザーを推挙するが、マストドンユーザーマッチングのAPIを使用するように切り替えることができる。マストドンユーザーマッチングのAPIを使用しているインスタンスは、分散SNSフォーラムのMisskeyインスタンス一覧でXU (External user recommendation) が表示される。

沿革[編集 | ソースを編集]

2017年11月15日、マストドンユーザーマッチングを開設。

2017年12月17日、流速順ユーザーリストを開設。当初は英語UIのみ提供。

2017年12月17日、Mastodon Instancesに登録されている全世界のインスタンスのユーザーが検索対象になった。開設当初は日本語圏のインスタンスのみが対象であった。

2017年12月18日、マストドンユーザーマッチングにユーザーのアイコンが表示されるようになった。

2017年12月19日、マストドンユーザーマッチングと流速順ユーザーリストにおいて、ボット、スパム、ハラスメントの疑いのあるユーザーに警告が表示されるようになった。

2017年12月23日から2018年1月1日にかけて、断続的にスパムを送信した。

2017年12月30日、流速順ユーザーリストの日本語UIの提供を開始。流速順ユーザーリストにユーザーのアイコンが表示されるようになった。

2018年1月30日[12]、マストドンユーザーマッチングにおいて、検索の起点がPleromaユーザーである場合、表示されているユーザーがフォロー済みであるかどうかが検索結果に表示されるようになった。

2018年3月26日[13]、マストドンユーザーマッチングにおいて、検索の起点がマストドンユーザーである場合、表示されているユーザーがフォロー済みであるかどうかが検索結果に表示されるようになった。

2018年1月28日、Peers APIで到達可能なすべてのインスタンスのユーザーが検索対象になった。

2018年4月15日、新規ユーザーリストを開設。

2018年4月21日、新規ユーザーリストのアルゴリズムを修正。実用的な水準に達した。

2018年4月29日、ユーザー検索を開設。

2018年5月9日[14]PleromaのWho to followパネルにマストドンユーザーマッチングのAPIが採用された。

2018年5月20日、HalcyonのWho to followパネルにマストドンユーザーマッチングのAPIが採用された。

2018年6月28日、オプトアウトプロセスの提供を開始。マストドンユーザーマッチング、ユーザー検索、新規ユーザーリスト、流速順ユーザーリストに適用される。

2018年9月20日、GNU socialMisskeyが検索対象に加わった。これまではマストドンPleromaが検索対象であった。

2018年10月18日、脱中央集権のコンセプトの侵害を理由に、複数のインスタンスがブラックリストに掲載された。

関連項目[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]