インスタンス

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インスタンス(instance)
インスタンス(instance)
品詞 名詞


インスタンス (英: Instance) は、分散SNSにおいて、連合を形成する単位となる、ネットワークに接続されたコンピューター。

概要[編集 | ソースを編集]

インスタンスは、分散SNSにおいて、連合を形成する単位となる、ネットワークに接続されたコンピューター。サーバーまたはは、インスタンスの同義語または類義語として使われることがある (後述)。分散SNSのいずれかの実装 (GNU socialMastodonなど)、またはそれを改造したソフトウェア (カテゴリ:インスタンスの独自機能を参照) をコンピューターにインストールすることで、インスタンスを設置することができる。

インスタンスには運営者がおり、それぞれの運営者が異なるポリシーを持っている。インスタンスの運営者は個人、団体、企業 (カテゴリ:企業が運用しているインスタンスを参照) などがある。インスタンス内部のトラブル (犯罪、ハラスメント、迷惑行為など) であれば、運営者がそれぞれのポリシーにしたがって対処することができる。連合またはFediverseは、複数のインスタンスが互いに通信することにより構成されている共同体であるため、全体の管理者は存在しない。

ユーザーは、いずれかのインスタンスに登録することにより、分散SNSでのコミュニケーションに参加する。ユーザーがインスタンスを選択する基準には、運営者のポリシー、技術的な優位性 (独自機能がある、ソフトウェアのバージョンが新しい、動作が速いなど)、既存のユーザーの雰囲気などが挙げられる。マストドンや、それに類似する分散SNS実装では、ユーザーはいずれか1個のインスタンスに登録する。他の分散SNS実装、たとえばHubzillaでは、ユーザーの人格に相当するものは「チャンネル」と呼ばれており、これは特定のインスタンスに帰属せずに作成することができる[1]。分散SNSには多数のインスタンスが存在するため、インスタンスの一覧を提供するウェブサイトが作られている。

インスタンスはホスト名により区別される。たとえば、メンションリプライにおいて@Gargron@mastodon.socialという表記は、mastodon.socialというホスト名を持つインスタンスの、Gargronというユーザーを意味する。

サーバーとの関係[編集 | ソースを編集]

サーバーは、ネットワークに接続されたコンピューターで、他のコンピューターとの通信により、何らかの機能を提供するものである。サーバーという用語とインスタンスという用語は、意味がよく似ており、しばしば明確な区別なしに用いられている。技術的には、1個のインスタンスが複数のサーバーから構成されている (ウェブサーバー、データベース、オブジェクトストレージを分離するなど) 場合に、インスタンスとサーバーを用語の上で区別することがある。

マストドンでは、「インスタンス」という用語を廃止し、「サーバー」に置き換える変更が進められている[2]

および鯖缶という用語にも、同様の曖昧さがある。

脚注[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]