HVDSGM

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テンプレート:Infobox softwareHVDSGMは、分散SNS。独自のプロトコルを用いるため、他の分散SNSと連合を形成することができない。

名称

名称の由来はHorizontally and virtically distributed social graph and messagingの略であるが、アクロニムであるHVDSGMが正式な名称である。発音はアルファベットそのままの「エッチブイディーエスジーエム」である。

テキストサービス (後述、以下同様) の実装の名称はZipgun、疫病サービスの実装の名称はTakeyariである。いずれも手製かつ即席の武器の名称に由来している。

マルチメディアサービスの実装の名称は素朴ディジタル画像インフラストラクチャーである。これは、HVDSGMとは独立に開発されていた画像アップローダーを流用したものである。

アーキテクチャ

マストドンなどの主要な分散SNSが複数のインスタンスから構成されるのに対して、HVDSGMは複数のサービスが分散SNSを構成する。HVDSGMのサービスとは、機能別に分化したサーバーである。同じ機能を持つ複数のサービスがあってもよい。それぞれのサービスは別の運営者によって運営されていてもよい。ユーザーは複数のサービスを自由に組み合わせて利用することができる。

サービス

HVDSGMには以下のサービスがある。

ソーシャルグラフサービス

ユーザーのソーシャルグラフ (フォロー/被フォロー関係) とプロフィールを保持するサービス。任意の静的ウェブサイトにJSONファイルを設置することでソーシャルグラフサービスとして機能する。そのため、専用の実装は存在しない。

テキストサービス

文字列を送受信し、タイムラインを構成するサービス。実装の名称はZipgun

マルチメディアサービス

画像などのメディアを保持するサービス。実装の名称は素朴ディジタル画像インフラストラクチャー

疫病サービス

ミステリーポストを保持するサービス。実装の名称はTakeyari

沿革

2017年7月30日、開発を開始。

2017年8月7日、完成。以後は小規模な改良が行われた。

2017年9月2日、第2回分散SNSフォーラム[1]の講演で解説された。

2017年12月20日、運用を終了。

関連項目

脚注

外部リンク