ページ「Fumi.39.gy」と「GNU Affero General Public License」の間の差分

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[[file:Bouton AGPL 3.svg|thumb|300px|right|AGPL 3.0]]
{{Infobox instance
'''AGPL''' ('''GNU Affero General Public License''') とは、ソフトウェアライセンスである。
| Name          = {{Ruby|'''fumi.39.gy'''|ふみ}}
| Image        = [[ファイル:Mastodon_logo.png|120px|Mastodon]]
| Domain        = https://fumi.39.gy
| Admin        = [https://fumi.39.gy/@ress Ress]
| Country      = 日本国
| Start        = 2019年9月25日(開始日時)
| Kifu          = [https://fantia.jp/fanclubs/15045 Fantia]
| Alias        = Fumi, ふみ
}}
'''fumi.39.gy'''とは、[[分散SNS]]、[[Mastodon]]の[[インスタンス|サーバー]]の一つである。


==概要==
== 概要 ==
書き手、読み手は問わず、小説が好きなユーザーを対象としたインスタンス。
AGPLは[[フリーソフトウェア]]ライセンスおよび[[オープンソース]]ライセンスの一種で、概要は以下の通り。


[https://fumi.39.gy/@ress Ress] が[[Syosetu.social]]のサービスを一時停止したため代わりに建てたことからサービスを開始した。
# ウェブアプリケーションを開設したならば、そのウェブアプリケーションの利用者に、ソースコードを開示しなくてはならない。
# AGPLが適用されたソフトウェアを組み込んだ別のソフトウェアにも、AGPLが適用される。


==寄付==
== マストドンとの関係 ==
かくどんの閉鎖に伴いユーザーが増加したため寄付を募っている。
マストドンや GNU Social は AGPL でライセンスされているため、これを改変したときは公開して AGPL でライセンスしなければならない。


Fantia 以外にも直接アマゾンギフト券でも対応している。
また、関連するウェブアプリケーションでも AGPL を採用するものが多い。


==呼称==
マストドンに関連するソフトウェアおよびウェブアプリケーションのうち、AGPLが適用されているものは、[[:カテゴリ:GNU Affero General Public License]] を参照。
syosetu.social では正式な呼称は定義されていなかったが、多くのユーザーにより「ふみ」という略称が使用されていたため 「ふみ」が使用されている


[[Category:日本のインスタンス]]
== マストドンに関係するAGPL違反事例 ==
 
AGPL違反であるかどうか議論のあった事例も含む。
 
* [[3.nu]] がインスタンスを開設し、独自機能を導入したとき、ソースコードを公開しなかったため、AGPL違犯の状態になった。その後、すぐにソースコードが公開され、AGPL違犯は解消された。しかし、3.nuのインスタンス管理者が、AGPL違犯を指摘したユーザーを揶揄するトゥートを投稿し、反感を買った。
* [[Mstdn.guru|mstdn.guru]] - 当該項目を参照。
* [[Hiveway]] - 当該項目を参照。
* [[Librem Social]] - 当該項目を参照。
* 2021年10月20日<ref>[https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2110/21/news115.html トランプ前大統領、新SNS「TRUTH Social」立ち上げを発表 iPhoneアプリ予約受付中 - ITmedia NEWS]</ref>にドナルド・トランプがTRUTH social<ref>https://www.truthsocial.com/</ref>という[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]を発表すると、翌21日には、そのテストサイトがAGPLに違反している<ref>[https://sfconservancy.org/blog/2021/oct/21/trump-group-agplv3/ Trump's Social Media Platform and the Affero General Public License (of Mastodon) - Conservancy Blog - Software Freedom Conservancy]</ref>ことが判明した。テストサイトはすぐに削除された。記事執筆時点では、TRUTH socialのウェブサイトではメールアドレスを登録することのみが可能となっている。2022年1月時点でソースコードが公開されている<ref>https://truthsocial.com/open-source/</ref>が、トップページからリンクされていない。TRUTH socialの一般利用開始は2022年2月11日<ref>[https://www.afpbb.com/articles/-/3384079 トランプ氏の独自SNS、2月21日に一般利用開始へ]</ref>を予定している。
*2021年9月29日<ref>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000036904.html</ref>に保守SNS「SAKURA」β版がリリースされると、それが[[Mastodon|マストドン]]のフォークであり、AGPLに違反している<ref>[https://theoria.hatenablog.com/entry/2021/09/29/230524 東大発ベンチャーが届ける国産SNS「SAKURA」β版がついにリリース!]</ref><ref>[https://riq0h.jp/2021/10/01/110014/ 保守SNSの欺瞞を暴く]</ref><ref>[https://hide.ac/articles/3VzOND3zL #保守SNS がMastodonのライセンス違反でソースコードを公開せず]</ref>ことが明らかになった。
 
== 関連項目 ==
* [[フリーソフトウェア]]
* [[オープンソース]]
 
== 外部リンク ==
* [https://www.gnu.org/licenses/agpl-3.0.html GNU AFFERO GENERAL PUBLIC LICENSE Version 3, 19 November 2007]
 
== 脚注 ==
<references />
 
[[category:オープンソースライセンス]]
[[category:GNU Affero General Public License|*]]

2023年8月30日 (水) 12:19時点における最新版

ファイル:Bouton AGPL 3.svg
AGPL 3.0

AGPL (GNU Affero General Public License) とは、ソフトウェアライセンスである。

概要

AGPLはフリーソフトウェアライセンスおよびオープンソースライセンスの一種で、概要は以下の通り。

  1. ウェブアプリケーションを開設したならば、そのウェブアプリケーションの利用者に、ソースコードを開示しなくてはならない。
  2. AGPLが適用されたソフトウェアを組み込んだ別のソフトウェアにも、AGPLが適用される。

マストドンとの関係

マストドンや GNU Social は AGPL でライセンスされているため、これを改変したときは公開して AGPL でライセンスしなければならない。

また、関連するウェブアプリケーションでも AGPL を採用するものが多い。

マストドンに関連するソフトウェアおよびウェブアプリケーションのうち、AGPLが適用されているものは、カテゴリ:GNU Affero General Public License を参照。

マストドンに関係するAGPL違反事例

AGPL違反であるかどうか議論のあった事例も含む。

  • 3.nu がインスタンスを開設し、独自機能を導入したとき、ソースコードを公開しなかったため、AGPL違犯の状態になった。その後、すぐにソースコードが公開され、AGPL違犯は解消された。しかし、3.nuのインスタンス管理者が、AGPL違犯を指摘したユーザーを揶揄するトゥートを投稿し、反感を買った。
  • mstdn.guru - 当該項目を参照。
  • Hiveway - 当該項目を参照。
  • Librem Social - 当該項目を参照。
  • 2021年10月20日[1]にドナルド・トランプがTRUTH social[2]というSNSを発表すると、翌21日には、そのテストサイトがAGPLに違反している[3]ことが判明した。テストサイトはすぐに削除された。記事執筆時点では、TRUTH socialのウェブサイトではメールアドレスを登録することのみが可能となっている。2022年1月時点でソースコードが公開されている[4]が、トップページからリンクされていない。TRUTH socialの一般利用開始は2022年2月11日[5]を予定している。
  • 2021年9月29日[6]に保守SNS「SAKURA」β版がリリースされると、それがマストドンのフォークであり、AGPLに違反している[7][8][9]ことが明らかになった。

関連項目

外部リンク

脚注